株式会社おあがりの採用について、社長の考え方を丸裸にしてみました
こんにちは!インタビュアーのハギーです!
今回は株式会社おあがりの代表に、突撃インタビューです!代表の他に、スタッフのインタビューも実施したので気になる方は下の記事を覗いてみてください。
社長インタビュー
社長紹介
株式会社おあがり 代表取締役社長
犬塚健斗 さん
新型コロナウィルスが蔓延して一度は廃業に追い込まれたものの、ピンチをチャンスに変えコロナ以前の5倍の売上にV字回復したおそるべき実績を持つ。コロナ禍でもデリバリーやテイクアウトを一切行わず、店舗営業だけで売上を伸ばし、京都や札幌に店舗拡大を続けている異色の飲食店経営者さん。
概要
長めのインタビューになったので、インタビューに入る前に、僕なりに要点をまとめてみました!
- 本当に良い職場づくりは、”嫁・姑戦争”から学べ
- 仕事で輝けてないのは自分のせいじゃない、職場のせい
- 働く対価が給料だけはもったいない
他の企業には中々ない話を聞けて、かなり刺激になりました!それではインタビュー内容、紹介していきます!
インタビュー
こんちには!今日はお願いします!
ちゃんとお話伺ったことなかったので、たくさん聞いてきますねー!
こちらこそお願いします! なんか改めて語るの照れるね(笑)どんどん掘り出して聞いてくれたら、今日はなんでも答えるで!
お、なんでもいいんですね(笑)
じゃあインタビューに入る前に、個人的に気になってたこと聞いてもいいですか?(笑)
うん…なになに?
いつもワンちゃん(※犬塚社長のニックネーム)って独立したいスタッフをサポートしようとしてるじゃないですか?でも(独立できるくらい仕事)デキるスタッフが辞めてしまうのって、会社にとっては損じゃないです?
ワンちゃんも経営者としてから会社が損しないように、実は裏があるんじゃないのかと思って、そこらへんぶっちゃけて教えてほしいです!笑
初っ端から攻めますねえ(笑)
あんな、ほんまに隠さず言うけど独立をサポートしてるのは会社のためではないんよ。100%スタッフのためやね。彼らのキャリアを本気で考えるからこそ自立させてあげたいんよな。
「自立」って言い方が肝で、別に全員が会社をやめて「独立」した方が良いとまでは思ってないんよ。独立はリスクもあるし。
でも企業に勤めながらでも、「自立」はできるやん?自立ってのは”替えがきかない存在”になるって意味ね。飲食業やってて一生同じ店で勤めることはなかなか無いから、いつかは他の店で経験を積んだり独立して自分の店をしたり、学生アルバイトなら学校卒業と同時にウチも卒業したりやん?
うんうん、そうですね。
つまり飲食店で勤めてもらう以上は、お金を渡すだけじゃなくて、次のステージにいっても活躍できる人材に育てて巣立ってもらうっていうのが使命やと思ってるわけね。
でないと、替えのきく程度の状態で転職させちゃったら次の職場でも苦労するやろ。楽しくない雑務おしつけられたり、給料あがらんかったり悪循環に入るやん。
「給料がそこそこでも楽しめてたらいいねん」っていう意見も否定はしないで。でもおっちゃんになっても楽しく生きるためには「自分は頼られる存在だ」とか「替えのきかない人材だ」って自分で思いたくない?
だから残酷な現実やけど、仕事で認められる人が、給料もセルフイメージも総取りなんよ。仕事が楽しいって言えるのは、人生を楽しむ上でかなり大きな要素ってことよな。
正論すぎて辛い…、けど現実ですね…
うん、そして仕事を楽しめてない人ほど、仕事でストレスが溜まって、そのストレス発散のために飲みにいったり、無駄な買い物で発散して給料を溶かすやん? ストレス発散の目的に飲むんじゃなくて、純粋に楽しく飲みたくない?笑
ストレス発散のために遊ぶ、次は遊ぶためにストレス溜めて働く…を繰り返してたら、なにも残らず年をとってたなんて耐えられなさすぎる。
飲食店って若い学生もたくさん働きにきてくれるのに、洗い物と簡単な仕事だけさせて学ばせずに卒業させたりしたら、「替えのきくおっさんになあれ」って言うてるんと一緒やから、これは絶対にできへんと思うわけ。
でも”替えのきくおっさんメーカー”な職場、多いですよね…泣
はぁ、なんか、なにもせずに年とるの怖くなってきました笑
従業員の自立って、未来への影響大きいんですね….僕も頑張らないと!
よしっ、もっと聞きたいんですけど、まだ(インタビューが)始まってすらないので、そろそろ質問いかせてもらいます!
うん、本題お願いします!