【沿革】これまでの”おあがり”
「京都風お好み焼きと酒 おあがり」を、たった180万円で開業
「はじめての飲食店、こだわりの内装で….」という理想は我慢し、激安物件を借りる。工事もなんとか自分で済ませ、ダサい店ながらもスタート。
飲食店やるには800万円くらいかかるって聞いてたけど、上手に節約してスモールスタートする方法を学びました!
オープンしたはいいが、全然誰もきてくれない(笑)
家賃が安い代わりに、ビルの3階の小さい物件。しかもエレベータなし。
うちの祇園エリアって、京都の景観を守るために制限が厳しくて、看板も小さいのしか出せないんですよね。
なのにわざわざ警察が店にやってきて「もっと目立たないようにしなさい」って指摘されるし、….
「じゃあどうやって集客すればいいんだぁー!!」って焦りましたね…;
「家賃ケチりすぎたかな…。」とか悩んだよね笑
飲食店の”常識”を一旦忘れてみた
1階の物件がいいよね、常連さんが何度もリピートしたくなるような安い店が長く愛されるよね、…そういった常識が当てはまらない物件を借りたことは「ラッキー」だと思うことに。
通行人に見つけてもらえないなら、Webで見つけてもらったらいいって発想で、インバウンド観光客だけにターゲットを絞って集客開始しました
開業4ヶ月目、連日行列のできる人気店に急転換!
Web集客といえばインスタグラムを頑張るのが “常識” だったが、常識外にこだわりインバウンド集客がヒット!
インバウンド観光客から絶大な人気をいただき、来店の98%が外国人のお客様でいっぱいに。
1週間通して外国人のお客様で満席なのが当たり前になり過ぎて、たまに日本人のお客様がくるとみんなテンパってたよね。笑
「日本語メニューどこでしたっけ?!」とか「アガリくれって言われたんですけど、アガリってなんですか?」とか、普通の飲食店では考えられないようなテンパり方してたん懐かしいww
あった、あった(笑)
にしてもこの頃を支えてくださったお客様のおかげで、今よりよい店を作る原資ができてるから、改めてほんまに感謝やんなぁ…(T T)
コロナによるダメージもピカイチ
通常の飲食店を支える常連客や、近隣の
外国人観光客にターゲットを全振りしていたせいで、コロナ拡大のダメージは特大。
「お酒がだせない」、「時短営業で大変」っていう悩みじゃなくて、うちは「国境が封鎖されてる」っていう特殊な悩み方やったな。笑
うん…。
テレビのニュースで、「コロナの影響で今年は売上30%減」みたいなのを聞いても、あまり共感はできへんかったよね…。
売上100%減なのはウチだけなのか、…と。苦笑
「京都風お好み焼きと酒 おあがり」を休業し、新たに「肉の隠れ家 おあがり」としてリニューアル
京都風お好み焼きと酒 おあがり
コロナでたくさん借金ができたので(笑)、なんとかせねばとターゲット層を日本人に切り替えて再スタート
肉の隠れ家 おあがり
1ヶ月目から大反響?! 日本語のメニューを作れば全て解決でした!
や、違うやろ!笑
あ、すんません。笑
インスタグラムで、”色々”頑張ったんよね!
ここはさすがに秘密でOK?
うん。笑
とにもかくも、コロナにも関わらずたくさんの方に来店いただけてほんまに感謝やな(T T)
これからも舞い上がらずに謙虚に良い店つくってこう!
ピンチを迎えながらも、なんとか乗り越えてきた”おあがり”。しかしそんなピンチこそチャンスと捉え、乗り越えるところに楽しさがあります。これからも安定はせず、山あり谷ありの歴史が繰り返されるかもしれませんが、そんなジェットコースターのようなワクワクする人生を私たちと一緒に歩んでいきませんか?